高所順応

Tignesでの高地合宿も明日で最終日です。
滞在地で標高2000mほど、
上に上がってスキーをすれば2700mの標高があります。

写真-187

なかなかスキーにしっかりと乗れなくて
大変な部分もありましたが、
練習は、体調はある程度順調と言えそうです。
特に主な目的である高所順応はしたようです。

毎朝、寝たままの安静時心拍数と起立心拍を測ります。
そのあと酸素飽和度(SPO2)という数値も測定、
最後に血液のヘモグロビンの値を測ります!
練習中には乳酸値。
たくさんの測定項目がありますが
まずは心拍数から。

寝たままの安静心拍数からは
体の疲労度が分かります。
疲れているときは値が高くなります。
あとは高所に来てまだ慣れていないときは値が高くなります!
順化してくるとだんだんと値が下がります。

そして起立心拍では体の脱水状態や
自律神経系の働きが分かります。
値が高いと脱水状態のことが多いそうです。

酸素飽和度(SPO2)は酸素がどの程度血液に供給されているか測ります。
指で測りますが、酸素は肺で取り込んだときは100%。
そこから指先の末端まで来たときは95~97%に一般的にはなるそうです。
アスリートだからかは分かりませんが、僕らは低地では99%に近い値ができますが、
高地では酸素が末端までうまく行き渡らず値が低くなってしまいます。
最初は92%あたりでしたが、今は95~96%まで値が上がってきました。

そして血液中のヘモグロビン。
これは正確な値は血液から測るので、指先に針を刺してすこーしだけ血をとります。
ヘモグロビンの場合は最初は移動と高所のため脱水状態になり
血液濃縮が起きるので値は高くなります。
そこから脱水状態が治ってきて値は一度下がり、
そして高地順応をして再び値が上がります。
ここが高地トレーニングの1番重要なところであり、主な目的です。

このように色々な数値を見ながら
トレーニングを積んでいます。
体の調子を数字にすると見えてくる部分もあるので面白いですね。

明日は午前にスキーをしたらミラノに移動し、
明後日フィンランドに移動します。
ついに大会が始まります!
楽しみだー!

ありがとう。

akira