スキーへの多様性

今日はここスウェーデンでの
クロスカントリースキー選手の事情を少し書きたいと思います。
主に資金などの環境についてです。

その前に今日の練習について。
午前はランニングのスピードトレーニング。
今回は陸上のトラックを使って行いました。

ここFalunにはスキー場の近くに
400mのトラック、テニスコート、プール、アイスホッケー場、
屋内陸上トラック、屋内テニスコートなど様々なスポーツ施設があります。
今日はトラックで初のスピード練習!
きつかった〜。
途中で気持ち悪くなりましたが、なんとか乗り切りました。
行った内容は
400m×2、800m×2、1200m×1、800m×2、400m×2
途中のレストは400mが40秒ほど、800mは1分20秒ほど
1200mは2分ほど。
時間はだいたいですが、目安としてこの時間でやりました。

スウェーデンに来てから思うのですが、
レストの時間がとにかくいつも短い。
400m走って40秒でまた400m。
こりゃきつい!
でも良いトレーニングとなりました。

午後はウエイトを1時間ほどやって、
そのあとローラーのスケーティングを90分。
その中でパワートレーニングも取り入れました。
みんなでやると楽しいですよね〜!
これが良い環境。

そしてここのスキー環境について。
僕もびっくりしたのが
たとえスウェーデンであってもスポンサーがつくというのは難しいということ。
スポンサーがいて、スキーの競技だけを行っているフルタイムの競技者は
ナショナルチームのAチームに入る人ぐらいだそうです。
ここFalunでも3人ほどしかいません。
ナショナルAチームに所属する2人、
それとロングディスタンスチームに所属する1人です。

ただAチームの下のチームであるディベロップメントチームの人でも
スポンサーはついていたりします。
特にディベロップチームは若い人が多いので学生だという場合が多いです。
だからフルタイムとは言いません。
学生だと基本的に授業料は無料、
そして学生ローンを借りれるということで
学生の人はそういうお金を借りながら生活しているみたいです。

そして注目すべきはナショナルチームでない人たちが
どうやって競技をやっているのかということ。
ここでは多く人がバイトみたいな形で仕事を行っています。
その仕事内容は、働き方は人それぞれ。
例えばスポーツのトレーナーをしている人、
植林のバイトをしている人、スーパーのバイト、
犬の預かり所のような場所で働く人、自分で便利屋をやっている人。
本当に人それぞれ。
4〜6月くらいは比較的トレーニングの時間にも余裕があるため
そこでまとめてバイトをしている人も多いみたい。

あとここは有名なロングディスタンスのレース
バーサロペットの試合が行われるところから近いので
一般のスキー人口も多いそうです。
その人達へ教えるインストラクターも立派なバイトです。

状況は本場のスウェーデンでも厳しい。
ただ日本より、働きながらスキーをするというスタイルも選べる。
それはしっかりとしたクラブがあるからかなとも思います。
だから色んな形でスキーができる。
スポーツができる!

野球とかサッカーは普通に会社に働きながらでも
リーグがあったりしてやっている人多いですもんね。
なんかそういう感覚でスキーできたら素敵だなーって思いました。
少しずつそういう風にしていきたいです。
写真-140

ありがとう。

akira